2020年6月26日 11:00
梅雨に頭痛が頻発…今対策すべき“天気痛”避ける食習慣
「雨の日はなんだか頭が痛い……」。その症状を、更年期のせいにしていませんか?「天気痛」という言葉とその対処法を知っておくと、頭痛がラクになるはず!
「雨の日に頭痛がひどくなったり、体中が痛んだり、めまいがしたりしませんか?それは“天気痛”かもしれません。天気痛を抱えている人は、日本に約1,200万人もいるのです」
こう話すのは、愛知医科大学客員教授の佐藤純先生。’05年、佐藤先生は日本で唯一の「天気痛外来」を開設し、“天気痛ドクター”と呼ばれている。国民の10人に1人が抱えている天気痛とは、なんなのだろうか。
「天気痛とは、天気の影響によってもともとある痛みが悪化したり、体に不調が起きたりするような病気の総称です。気圧の変動を内耳が感じ取り、ストレスをもたらすことで痛みが起きます。いちばん出やすい症状は、頭痛でしょう。
とくに低気圧が続くこの梅雨の時季は、天気痛を引き起こしやすく、頻発する頭痛に悩む人も多いはずです」
佐藤先生を訪ねる外来患者の約63%は女性で、ほとんどが40代以上。そして片頭痛のある人の約7割が、天気の影響を受けていることがわかっているという。まずは、自分が天気痛なのか見分けるため、次のチェックリストを確認してみよう。