2020年7月31日 06:00
コロナで悪化「疲労臭」を防ぐには“しょうが紅茶”がおすすめ
汗が蒸発するときに、気化熱で体温を奪って蒸発していくのです。サラサラしたいい汗は汗腺のうち『エクリン腺』から出るものですが、『アクポリン腺』から出るベタついた濃い汗が、きついニオイの正体です。血液内に余分な栄養分があるとアクポリン腺から汗が出て、拭いてもニオイが取れにくくなります。これに疲労や加齢、ストレスなどが重なるとニオイはさらにきつくなります」(石原先生・以下同)
コロナ禍による疲労・ストレスによってきつくなる汗のニオイ。まず自分の汗の状態をチェックしてみよう。チェックリストで3つ以上あてはまると「いい汗」をかけていない可能性が高い。
【「疲労臭」を招く習慣チェックリスト】
□ まわりの人と比べてあまり水分を取らない
□ 夏場でも冷えをよく感じる
□ あまり汗をかかないほうだ
□ 汗をかくと肌がベタつく
□ 肉や脂っこい料理が好き
□ 日々ストレスを感じている
□ 夜、眠れないことがよくある
□ 春、秋もエアコンを使っている
□ ほとんど運動をしていない
□ 入浴はシャワーで済ませる
石原先生がすすめる「いい汗」をかくための生活習慣は次のとおり。
□ 朝起きたら日光を浴びる
□ 20分を目安にウオーキング
□ のどが渇いたらしょうが紅茶を飲む
□ 肉は控えめにして野菜をたっぷり食べる
□ 寝る前はスマホを見ない
□ 家族とおしゃべりしたり笑ったりする
□ 腹巻、レッグウオーマーで下半身を冷やさない
「冷え症の人は、代謝が悪いため水分を体内にため込んでいることが考えられます。