もろきゅう、塩入り麦茶…「水中毒」避けるための飲食料
、40度近くでは「10~12.5グラム」)
【スイカに塩】
冷やしたスイカに塩をかける昔ながらの食べ方は、水分と塩分どちらも効率よく補給できる。
【もろきゅう】
「水分が多い食材といえば、野菜と果物。もろきゅうは味噌を使っていますから、同時に塩分も取ることができます。きゅうりやトマトなどの夏野菜は体を冷やす効果もあるため、トマトに少量の塩をかけて食べるのもよいでしょう」(竹並さん)
【味噌汁】
1杯で1.2グラムほどの塩分を摂取できる。塩分過多にならないため、1日1杯までに。
【肉、魚】
「味つけに塩分を用いることが多いので、大きな塩分摂取源になります。また、猛暑下では食欲を落とさないことも大事です。肉や魚介類にはBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)という必須アミノ酸が豊富ですが、血中でBCAAが不足すると拒食症状態になることが報告されていますので、主菜には必ず取り入れるようにしたいですね」(竹並さん)
【経口補水液】
「水分補給におすすめの飲料は、市販の『経口補水液』です。
糖分が少なく、バランスよくナトリウムイオンなどを含んでいます。スポーツドリンクもよいとされていますが、こちらは取りすぎると糖分の過剰摂取で高血糖になる恐れもあるため、注意が必要です」