2020年9月19日 11:00
1日3回10秒回すだけで痛みがとれる「肩の関節」リセット
関節のなかのズレ、“ひっかかり”を治して関節が正しく動かせるようになりますと、痛みが和らいできます」(羽原院長・以下同)
そこで、羽原院長が考案したのが“10秒関節リセット”だ。ポイントは痛みを感じるほどやらないこと。
■肩の痛みのエクササイズ
肩こりの原因は、肩甲骨〜肩鎖関節〜胸鎖関節の動きがスムーズでないことにある。それぞれの骨、関節まわりをほぐして動きやすくしていこう。
【1】肩を回しやすい場所に座り、両腕を直角に曲げて頭の上に上げる。
【2】肩甲骨の動きを意識しながら、円を描くようにゆっくりと両腕を下ろしていく。
【3】今、円を描いた軌道を戻るように腕を上に上げていく。
【4】【2】〜【3】を3回繰り返す。
これで10秒。
「肩の痛み」は肩から首にかけてある僧帽筋のこわばりが原因。
「僧帽筋と直接的につながっていませんが、第2〜第3肋骨の関節の“ひっかかり”を解消させると肩こりが劇的に改善することがわかっています。ひっかかりを解消するためにはまず、両腕を伸ばしたまま真上に上げて、腕がどれだけ耳の横にきているかチェックしてから、エクササイズをします。このように1日3回、毎日繰り返すと、体は確実に変わってきます」
しつこい関節の痛みとはオサラバしよう!
「女性自身」2020年9月22日 掲載
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