夜ヨーグルトの方がやせる?医師に聞いた「太らない習慣」
「ただし、ほほ笑み程度ではなく“大笑い”が前提。1日15分、声を出し腹膜を使って大笑いすると、約40kcalがエクササイズとして消費され、8週間では2,240kcal、約0.3kgの体重減少効果があります。さらに、食前に大笑いすると、ストレスホルモンが低下して食後の血糖値上昇を防ぐほか、免疫力アップが期待でき、さらに効果的です」(日比野先生・以下同)
ただし、20〜30分前という根拠は見当たらない。
【検証2】食事の際は箸置きを使う
「つねに箸を持っていると絶えず料理をつつきやすくなり、かむ回数も減りがちに。いわゆる早食い状態は体内の消化・吸収をせかすため、血糖値の上昇を招き、“肥満ホルモン”と呼ばれるインスリンの分泌を増やし、脂肪をため込みやすくします。ひと口ずつ箸を置いてゆっくり、たくさんかめばよりおいしく感じられるようになり、脳も満足して食べすぎを防げるほか、消費エネルギーも増えます。“ひと口30回そしゃく”を目安にしましょう」
【検証3】ヨーグルトは朝でなく夜に食べる
朝食時のイメージが強いヨーグルトだが、じつは夜に食べるほうが断然効果的。
「消化器の腸管は、寝てから3時間までの深い眠りに入ったあたりから働きがもっとも活発になります。