散らかっていると太る?医師が伝授する「太らないためのワザ」
“ウィズコロナ”による健康志向の高まりを受け、今、ダイエットも自然回帰傾向にあるという。結局のところ、「適度な運動とバランスのいい食事が何より大事」……というものだ。
しかし、「そりゃそうだ」と納得しつつも、できれば苦労しないと嘆く声も多い。そんな彼らが最後のとりでとして希望を託す“勝手にやせちゃう行動学・心理学”をご存じだろうか。とある生活習慣を取り入れるだけで、ダイエットせずに“やせ効果”が得られるというものだ。
今回、SNS上でも支持率の高いネタをピックアップ。はたしてその真偽はいかに!?
「結論から言うと、すべて“あり”です。これらは世界中の専門機関で研究が行われ、医学的見地からみても効果が認められているものがほとんど。
脳や神経、細胞などに働きかけて体本来の機能を高めることが、結果、やせることにつながります」
と、うれしいお墨付きをくれたのは、内科医、皮膚科医、眼科医、医療法人康梓会Y’sサイエンスクリニック広尾統括院長、大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学特任教授の日比野佐和子先生。日比野先生が「噂の太らない習慣」のメカニズムを検証!
【検証1】できるだけモノを捨てる
「人間は住まいなど身近に散らかった状態を目にすると、無意識にストレスを感じ、ストレスホルモンの“コルチゾール”が分泌されやすくなります。