ビューティ情報『「楽観的な考え方が心筋梗塞と認知症を避ける」と医学部教授』

2020年11月4日 15:50

「楽観的な考え方が心筋梗塞と認知症を避ける」と医学部教授

「楽観的な考え方が心筋梗塞と認知症を避ける」と医学部教授


食事や睡眠などの悪い生活習慣が病気のもとになる、とは知っていても、「性格」が病気と関係するのは初耳な人が多いのでは?今日から少し意識して、健康な人生を手に入れようーー!

「新型コロナウイルスの影響でコロナうつが増加しています。うつ病はまじめで責任感が強い人ほどなりやすいといわれるとおり、性格や物事の捉え方が、病気のリスクに関わることもあるのです。しかし、性格が病気の発症に影響するのは、何もメンタル系の病気に限りません。実は心筋梗塞や認知症といった病気も、性格が関係しているのです」

そう語るのは、東北大学医学部の辻一郎教授。現代病ともいえるこれらの病気が、性格とどう関わっているのだろう?

「アメリカの心臓内科医フリードマンによると『競争心が強い』『せっかち』『敵意を燃やしやすい』といった人は心筋梗塞や狭心症などの冠動脈疾患になりやすい傾向があるといいます。これらは英語で表現した頭文字をとって『タイプA』と呼ばれていますが、自律神経のなかでも車のアクセルにたとえられる『交感神経』の働きが強いと血圧が上がりやすく、心拍数も速くなるため、これが血管にストレスをかけて動脈硬化のリスクを高める鍵になると考えられます」

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