2020年12月15日 11:00
有名女医も実践する「1日2杯の紅茶」で14年間インフル知らず?
11月27日、奈良県立医大が市販の各種お茶に新型コロナウイルスを不活性化(無害化)する効果があると発表した。ウイルスが入った液体に市販のペットボトル入り緑茶2種類、茶葉から入れた紅茶、大和茶(奈良県で生産される日本茶)の計4種類をそれぞれ混合し作用を調べた。その結果、30分後に紅茶は99.99%、大和茶は99.9%までウイルスが減少。ペットボトルの緑茶1種類は99%まで減り、別の緑茶はあまり変化がなし。矢野寿一教授(微生物感染症学)によれば、不活性化する仕組みは不明だが、お茶に含まれるカテキンが関係する可能性を指摘する。そこで新型コロナと同じく、ウイルスを含む粒子(飛沫)を吸い込むことで感染するインフルエンザ対策を調査。うがい、手洗い、マスクに加え、毎日の紅茶習慣で抗ウイルス!
「紅茶は、漢方では体を温める陽性食品です。抗菌・抗ウイルス作用などもあり、最近では紅茶ポリフェノールがインフルエンザウイルスを抑制するという研究も注目されています。
私自身は14年間毎日紅茶を飲み続けていますが、風邪やインフルエンザとは無縁の生活です」
そう語るのは、漢方薬処方を中心とする診療のほかテレビ、ラジオ、執筆などでも活躍する医師・イシハラクリニック副院長の石原新菜先生。