2021年1月6日 11:00
誤嚥性肺炎のリスクにもなる「大人の声変わり」予防トレ
(2)おなかに力を入れて「うー」と声を吹き込みながら低音から高音に伸ばす。
(3)息継ぎをしないで、そのまま今度は高音から低音に声を伸ばす。10秒を1セットで3セット行う。
腹筋を鍛えて体幹を強くするのが「ストロー発声法」。口よりも直径の細いストローを使うと、一度に多くの息を吐くことができないため、自然と腹筋に力が入る。
〈応用編〉
細いストローの先端を水を入れたペットボトルにつけて「う〜」と発声し、泡がブクブク出るようにする。慣れてきたらストローを底のほうに近づけて行う。10秒×3セット。
【10分朗読】
新聞でもお気に入りの詩でもいいので、毎日10分間声を出して読む。アナウンサーになりきって発声すると、ふだん使わない声帯の筋肉を鍛えるトレーニングに。10分×1セット。
「最近出た論文では、高齢者に10分間朗読をしてもらったところ、発声機能が改善したという結果が出ました。雑誌や新聞などの記事を、アナウンサーになりきって毎日10分朗読してみましょう。ふだんの会話とは異なる発声をすることで、声帯の筋肉を鍛えることができます」
【おふろでカラオケ】
カラオケによく行く人は声が老けないという。