冷えの改善に鍼灸接骨院院長がすすめる「肝臓マッサージ」
組んだ手の力を入れたり抜いたりして、ポンプのように10秒動かす。肋骨が少し動くくらいの強さで。
【ステップ1】〜【ステップ3】の順に行っても、1分程度でできてしまうお手軽なマッサージだ。肝臓マッサージするのは、入浴後や就寝前が望ましいという。入浴後の体が温まってリラックスした状態で行うと、快眠につながるというメリットも得られるそうだ。
また、マッサージをするのは2日に1回程度でOK。毎日行うと肝臓に負担がかかってしまうためだという。かえって肝臓を疲れさせてしまうことのないよう、くれぐれも注意しよう。
高林さんが診察をした患者さんにこれらのマッサージを実践してもらったところ、頭痛や肩こり、腰痛などの痛みが和らいだほか、冷え性が改善した。血色がよくなった、イライラが抑えられるようになった、といった声が寄せられたという。
マッサージのほか、肝臓の位置に使い切りカイロを当てて温めることも血行改善に効果があるそうだ。また、意外なことに、肝臓マッサージにはダイエットの効果も期待できるのだとか。
「実は、肝臓は基礎代謝のうち全体の27%を占めるともいわれている臓器です。これは脳(19%)、筋肉(18%)