嫌なことがあったから“ふて寝”…はストレス解消に逆効果!
感謝の気持ちが健やかな生活に欠かせないのだ。(マンチェスター大学・ウッドらの研究)
「感謝の気持ちは、健やかに生きるための活力を生み出し、よく眠れるようになるというよいサイクルを生み出します」
日ごろから感謝の気持ちをもち、睡眠の質向上につなげたい。
■規則正しい睡眠を6時間以上取る
深い眠りの「ノンレム睡眠」では情報を整理し、浅い眠りの「レム睡眠」では情報を統合するといわれている。レム睡眠は脳の調律を行い、感情を読み取る能力をはぐくむ役割もあるため、レム睡眠を十分に取るとうつ傾向から脱却しやすくもなる。レム睡眠を十分に確保するため、6〜8時間は睡眠を取るようにしよう。(カリフォルニア大学バークレー校・ウォーカーの研究)
「成長ホルモンの分泌が最大になる夜10時〜深夜2時の間の就寝が◎。日中の疲れやストレス解消、肌のターンオーバーも促進され美肌になるなど、睡眠時間を確保することはいいことずくめです」
予断を許さない新型コロナウイルスの感染拡大。“科学的に正しい”行動習慣で、蓄積しがちなストレスを乗り越えよう!
「女性自身」2021年5月11日・18日合併号 掲載