医師がすすめる「レモン緑茶」の効果、2週間で7kg痩せた人も
「食事や生活を大きく改善することが難しいのは、私自身の体験からも理解しています。無理なく体重を減らすには、そのダイエット方法を日常生活の中に習慣として組み込んでしまうことです。そのためにも、ダイエット法は簡単で手軽であることが秘訣です」(工藤先生・以下同)
そこで工藤先生が提案するのが「レモン緑茶」。緑茶にレモン果汁を足すという、極めてシンプルな方法だが、確実に効果を出してくれるのだそう。作り方は、レモンをしぼって、大さじ1杯の果汁を緑茶に入れてできあがりと簡単だ。
〈材料〉
レモン果汁…大さじ1
緑茶…150ミリリットル
※緑茶は急須で作っても、ティーバッグにお湯(70〜80度)を150ミリリットルそそいで作っても可。レモン果汁は市販のもの、緑茶はペットボトルでもOK。
レモンと緑茶に共通している働きに“やせる作用”があるという。
「アディポネクチンという通称“やせホルモン”と呼ばれる物質は、脂肪を燃焼する働きがあるのですが、日本一のレモンの産地である広島県で行われた調査では、レモンの摂取量が多い人ほど、アディポネクチンの血中濃度が高いことがわかっています」
さらに、レモンの酸っぱい刺激は交感神経を高めて満腹中枢に働きかけ、空腹ホルモンの「グレリン」