医師がすすめる「レモン緑茶」の効果、2週間で7kg痩せた人も
を抑え、満腹ホルモンの「レプチン」の分泌を促す作用もあるという。
「緑茶に含まれる茶カテキンとカフェインにも脂質代謝を活発にする働きがありますし、緑茶を継続的に摂取することで、腸内の善玉菌が増加して腸内環境が整う効果もあります。つまり、便秘解消にもきくというわけです。実際、私の患者さんのなかにも、レモン緑茶を飲み続けて、便秘が改善され、2週間で7キロやせたという人がいます」
レモンにはビタミンCが豊富なことは周知のとおりだが、緑茶にもビタミンは豊富だ。
「茶カテキンはビタミンCの約90倍、ビタミンEの約23倍の抗酸化力があるといわれています。抗酸化力をつけることで、体の内側から若返ることができ、免疫力もアップします」
茶カテキンがもっともよく抽出できる温度は20〜82度。緑茶を入れるお湯の温度は70〜80度くらいにしよう。夏になると、常温の水からじっくりと抽出する冷レモン緑茶にしてもいい。
食前の20〜30分前にレモン緑茶を飲んでおくと、食事前に満腹中枢を刺激し、食べすぎを防ぐことができる。もちろん食前以外でもいつ飲んでも、何杯飲んでもいい。
ちなみにペットボトルの緑茶にはカテキンがすでに含まれているので、そこに液体のレモン果汁を混ぜるという方法でもいいそうだ。
「女性自身」2021年6月1日号 掲載