入浴以外24時間の腹巻き生活で“深部体温”を上げてやせる
おなかが冷えるとよくない理由はほかにも。
「腹部には腸だけでなく、さまざまな臓器が集まっています。それぞれの臓器は、血液により温度が保たれて機能していますので、おなかが冷えると、臓器の働きも弱まり、便秘、疲労、むくみ、頻尿、腰痛など、さまざまな不調につながります。臓器が動かないことで、脂肪が燃焼されず、太りやすくもなります」
女性の中には、毎日水を2リットルくらい飲んでいても「便秘が解消されない「肌荒れ、ドライアイが改善しない」などといった悩みを抱えている人が少なくないという。
「しかし、実はおなかが冷えている人にとって大量の水は逆効果で、飲めば飲むほどおなかが冷えてしまうことになって、便秘の改善になっていないのです」
腸がきちんと働くためには、腸自ら動く蠕動運動が必要なのだが、おなかが冷えていては腸が動かず、水がたまるばかりでむくみや冷えの要因を増やしてしまう。水を飲むことで便秘を解決するどころか、不調の原因となってしまっていたのだ。
そこで、石原先生がおすすめするのが“腸温活”。とにかく24時間365日、おなかを温め続けることで、肌の調子もよくなり、脂肪も燃焼されてダイエット効果も期待でき、健康になるという。