2021年5月31日 11:00
顔の深部に働きかけて老け顔を引き締める「顔筋ひっぺがし」
「32歳のとき70代の肌年齢と診断されたときは大ショックで。このことをきっかけに肌トラブルを根本から解決したいと『顔筋ひっぺがし』メソッドを考案しました」
ツヤのあるハリ肌で柔らかくほほ笑むカリスマ美容家の那賀洋子さん(52)。いまは肌年齢29歳と診断され、数千人の女性の肌年齢をマイナス15歳若返らせている。
「小顔になった」「目がパッチリになった」と喜びの声も寄せられるが、かつてはご自身が乾燥肌でほうれい線くっきりの老け顔だったという。
「乾燥しいたけのような状態でした(笑)。改善しようと高額な化粧品を塗り重ねるほど悪循環で、老廃物がたまりにたまっていたんです」
そんななかで転機は「美容整形に行こう」と思い、肌に何もつけない数日を過ごしたときのこと。
「塗らないと肌にうるおいが蘇ることに気づきました。それからは塗り重ねるのではなく、引き算の思考で減らす努力をしました」
乳液は肌を油でコーティングしてしまうようなもの。
代わりに水分を豊富に浸透させ内側から皮脂を出すことで肌のうるおいを蘇らせる理論にたどり着く。さらに肌の自己回復力について独自の研究を重ね、極めた方法が「顔筋ひっぺがし」