血圧を下げるための調理の工夫「できるだけ皮も残さず」
過酸化脂質の多いものを食べ続けると、血管を通して体全体に悪影響を及ぼします」
油は光、空気、火に弱い。新鮮な油を使って調理しよう。
【4】揚げ物は衣を少なくする
「揚げ物はどうしても使う油の量が多く、素材も油を吸いやすいです。中でも最も油を吸うのが衣の部分。衣は小麦粉が使われるため、衣をたっぷりつけると糖分過多にもつながります。揚げ物をする際、衣はできるだけ少なくしましょう。それによりカロリーを抑えることもできます」
【5】市販のドレッシングをそのまま使わない
「市販のドレッシングは濃いめに味がついているものが多くあります。そこで、酢やレモン、ヨーグルト、刻んだ薬味などを足して使ってみましょう。
酸味や薬味が素材の味を引き立ててくれて、減塩効果があるだけでなく、整腸作用も得ることができますよ」
【6】野菜はスープなどにして汁ごと食べる
「野菜のエキスを十分に取ろうと考えると、野菜を丸ごと食べるのが最も簡単。トマトや玉ねぎ、セロリなど、野菜はだしにもなってくれます」
【7】できるだけ皮も食べる
「野菜は皮や根の部分もおいしくいただけるものが多くあります。皮の部分に抗酸化作用の強いポリフェノールが多く含まれているものも少なくありません。