ビューティ情報『医師が解説する「健康寿命」のカギを握る4つの力』

医師が解説する「健康寿命」のカギを握る4つの力

医師が解説する「健康寿命」のカギを握る4つの力


巣ごもり生活が長引き、外出する機会が減ったことで、運動不足の人が急増している。「平らな道を歩いてつまずくようになった」「階段を上がるのがつらい」「布団の上げ下ろしがきつい」など、日常生活の中で衰えを感じる場面が増えてきたら要注意!

「コロナ禍で、外出を控えている人も多いと思います。特にコロナに感染すると重症化が懸念される糖尿病などの持病がある人はひきこもりの状態だとも聞きます。外出しないことでコロナに感染するリスクは軽減できますが、1日の活動量が減ることは、健康で長生きするためには大きなマイナスとなってしまいます」

そう警鐘を鳴らすのは、順天堂大学医学部附属順天堂医院循環器内科准教授の横山美帆先生だ。健康で長生きするためには“自力で動ける体”をいつまでも維持することが重要となる。

健康寿命(医療や介護に依存しないで自立した生活ができる生存期間)を延ばすカギを握るのは「脚の筋力」「バランス力」「柔軟力」「握力」の4つ。

筋肉は30歳前後をピークに衰えてくる。40歳以降では、運動習慣がないと年1%の割合で減少していく。
なかでも「脚の筋力」は、歩くためだけでなく、立つ、座るなど、毎日の生活動作を支える大事な要素。

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