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蒸し暑い日に!体の熱をさっぱり取り払う「春雨」レシピ

女性自身
蒸し暑い日に!体の熱をさっぱり取り払う「春雨」レシピ

体の巡りを整える「ヤムウンセン」



「梅雨に入り、じめじめした日が続くと、気持ちだけでなく体も“だる重く”感じませんか?中国発祥の伝統医学である“中医学”において、湿気は不調をもたらすとされています。湿度が高い梅雨時は、体に余分な水分や熱がたまり、体のだる重さや、むくみ、食欲不振、口内炎、目やになどの症状が現れるのです」

そう指摘するのは、タイ料理研究家で漢方スタイリストの両角舞さん。

「そんな梅雨の不調改善に効果的な食材が、春雨やもやしの原料でおなじみの緑豆です」

体にこもった熱や水分の排出を助ける作用がある緑豆は、インドや東南アジアなど気温や湿度が高い地域での健康維持に欠かせない食材。手に入りやすい緑豆春雨や緑豆もやしでも同様の効果が得られるという。そこで、今回は両角さんが、緑豆春雨を使った梅雨の不振を解消するレシピを考案してくれた!

《 体の巡りを整える「ヤムウンセン」》

【材料】2人分

緑豆春雨…20g
赤玉ねぎ…1/8個
セロリ…30g
青ねぎ…5本
トマト…1/2個
パクチーの葉…5本分
干しえび…小さじ1
むきえび…6尾
鶏ひき肉…40g

レモン汁…大さじ2
ナンプラー…大さじ2
砂糖…大さじ1/2
乾燥唐辛子1/2本〜…お好みで
パクチーの茎…5本分

【作り方】

(1)緑豆春雨は水に浸けて戻し食べやすい長さに切っておく
(2)赤玉ねぎは薄切りにし水にさらして辛味を抜く。セロリは薄切り、青ねぎは4センチ長さに切る。トマトは一口大に切る。パクチーの葉はざく切りにする。

(3)干しえびと乾燥唐辛子はそれぞれ水につけて柔らかくする。
(4)ドレッシングを作る。レモン汁、ナンプラー、砂糖をよく混ぜる。戻して粗みじん切りにした乾燥唐辛子とみじん切りにしたパクチーの茎を加える。
(5)2の野菜をボウルに合わせ、干しえびを加える。
(6)沸騰したお湯にむきえび、鶏ひき肉、春雨を入れて茹でる。ひき肉がダマにならないように菜箸で混ぜながら茹で、全てに火が通ったらザルにあげ、5のボウルに加える。
(7)ドレッシングを加えてざっくりと混ぜ合わせる。


【ポイント】
気を巡らせる香味野菜がたっぷり入ったタイの温かいサラダ。酸味と辛味が体の巡りを助けます。酸味は汗の出すぎを抑え、疲労回復に。辛味は余分な水分を排出する効果が。
茹でた食材は熱いうちに和えることで、野菜への味染みが良くなり一体感が生まれる。ドレッシングには是非生のレモンを使いたい。香りがよく格段に美味しく出来上がる。

■余分な水分を排出する「春雨入り酸辣湯」

《 発汗効果で水分を排出「春雨入り酸辣湯」》

【材料】2人分

緑豆春雨…15g
干ししいたけ…1枚
黒きくらげ…1g
長ねぎ…10cm
豆腐…50g
豚ロース薄切り肉…60g
A(塩…ひとつまみ、酒…小さじ1、片栗粉…小さじ1/2)
鶏がらスープのもと…小さじ2
水…400ml
醤油…小さじ1
酒…大さじ1
塩…ひとつまみ
溶き卵…1個分
酢…大さじ1
ラー油…適量
青ねぎ…適量

【作り方】

(1)緑豆春雨は水につけて戻し食べやすい長さに切っておく。

(2)干ししいたけ、黒きくらげは水につけて戻し、硬い部分を取り除いて食べやすく切る。長ねぎは斜め切りにする。
(3)豚肉を細切りにし(A)をもみ込んでおく。
(4)鍋に水と鶏がらスープのもとを入れ火にかける。沸騰したら(3)の豚肉を加え、火が通ったら干ししいたけ、黒きくらげ、長ねぎを加える。
(5)豆腐をスプーンですくいながら加え、醤油、酒、塩を加える。
(6)春雨を加え2分ほど煮たら中火にして溶き卵を加える。
(7)酢、ラー油、刻んだ青ねぎを加えて器に盛る。


【ポイント】

辛味の発汗作用により水分が排出。かまずに食べてしまいがちな春雨は、具だくさんにすれば自然とかむ回数が増える。春雨は水分を吸いやすいので、食べる前に加えること。

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