自然に減塩、カロリー減を実現「ペットボトルこんぶ水」作り方
起床時や食事前にコップ1杯!
和食にはかかせない食材だが、わざわざ乾燥こんぶを買う機会は減っている人が多いかも。健康増進のポテンシャルを、ペットボトルでお手軽に引き出そうーー!
「こんぶにはグルタミン酸やアスパラギン酸などのアミノ酸系のうま味成分が豊富に含まれています。うま味成分の摂取を習慣化すると、味覚が正常化して、味が濃い、甘い、脂っこい食べ物を受けつけなくなります。自然と減塩やカロリー減につながり、ダイエット効果のみならず、高血圧も防ぎます。そこで、オススメなのが“ペットボトルこんぶ水”なのです」
そういうのは、昆布問屋「天満大阪昆布」社長の喜多條清光さん(70)。
だしを取るためにわざわざ乾燥こんぶを使う家庭は年々減少している。喜多條さんは健康効果が高いこんぶを多くの人に食べてほしいと、約10年前からこんぶ水を毎日飲み続け、自ら“実験台”に。すると、体重も血圧も劇的に改善したという。
「10年前、私の体重は100キログラム、血圧は160/120mmHgでした。体は重く、血圧も高すぎて、いつ心筋梗塞や脳卒中になってもおかしくない状態です。しかし、こんぶ水を飲み始めてからというもの、数年をかけて自然と体重は69キログラムまで減少。