2021年8月1日 15:50
主食を卵2個に置き換えて25キロ減!「にこたま」ダイエット
動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞、脂肪肝は肝硬変や肝臓がんなどの病気につながるので注意が必要だ。
そのためにも川西先生が提案するのが、今回紹介する「にこたま」ダイエット。方法はいたってシンプルで、パンやご飯を卵2個に置き換えるだけ。
朝食が和食ならご飯、味噌汁、おかずのところ、ご飯を抜いて、その分卵2個分の卵料理を食べるというもの。洋食ならパンの代わりに卵2個とコーヒーとサラダといったふうに。このとき、注意してほしいのは、卵2個を足すのではなく、かならず炭水化物と置き換えることだ。
とはいえ、ご飯がないと腹持ちがしない気がするのだが、川西先生はこう話す。
「日本人はもともと飢餓に強い飢餓遺伝子を持っていて、粗食で少量の食事でも十分足りるのです。
ところが、洋食文化が入って、栄養が豊富になるにつれて摂取カロリー過多、糖質の取りすぎになり、生活習慣病が増えてきました。それに、このダイエット法、まずは1食分からの実践でかまいません。朝食時だけで十分です。1〜2週間もすると変化が見え始めるでしょう」
ダイエットに大切なのは結果が目に見えること。にこたまダイエットはしっかり実践すれば、2週間程度で、肝臓の数値が改善され、体重も少しずつ減り始めると川西先生は言う。