2021年8月1日 11:00
普通の納豆orひきわり納豆、骨折予防に食べるならどっち?
納豆には骨づくりに関係の深いビタミンKが豊富。その量は納豆の種類で違う!
新型コロナワクチン、もう2度目の接種を済まされた方も、やっと1回目を打った、はたまたアレは打たないでおく、という方……さまざまかと思いますが、コロナがひと段落したら、またあちこち出かけたいですよね。それには自分の足でちゃんと歩けることが大事。不用意な骨折、とくに“寝たきり”につながるような大腿骨の骨折はしっかり予防したいもの。
■西日本の女性は大腿骨骨折しやすい!?
2017年に大阪医大や近畿大がまとめた調査によれば、40歳以上の女性の大腿骨骨折の発生率は、他の地域に比べて、西日本が高かったそうです。現状理由ははっきりしませんが、「食習慣の違いが影響している可能性がある」といわれています。
丈夫な骨づくりに関係の深いの栄養成分といえば、ビタミンKです。
摂取したカルシウムを骨に沈着させて、骨の形成を促す働きをします。このビタミンKが多く含まれているのが「納豆」。納豆をよく食べることで、骨折のリスクを下げることが期待できるわけですが……ビタミンKをよりしっかり摂るなら、「普通の納豆」と「ひきわり納豆」、どっちでしょう?
■実は、50%も含まれる量が違う!
「普通の粒の納豆を細かくしたもの」