2021年8月19日 15:50
“分け目の白髪”改善する新習慣「ブラシのピンはナイロン製に」
日本最多の店舗数を誇るヘッドスパ専門店「プーラ」の経営者で、『白髪は防げる!』(かんき出版)などの著書がある頭髪専門家の辻敦哉さんが白髪についての新習慣を教えてくれた。
これまで1万人以上の白髪ケアをしてきた辻さん自身も、20代から白髪で悩んできたという。
「とくに美容系の企業から独立してヘッドスパ店を開業したころ、家族が100万人に1人という難病と診断されて24時間看護が必要になったときには、白髪が一気に増えました。この白髪は本当に、もう元には戻らないのかと疑問に思い、研究をはじめ、お客さんにも提案していったところ、生活習慣によって白髪は改善できることがわかってきたのです」(辻さん・以下同)
辻さんによると、血流の悪化が原因にーー。
「血液の流れが滞り、頭皮の温度が低くなっているところに白髪は生える傾向にあります。こめかみより上の血管はほとんどが毛細血管で、ここの血流が悪くなると、頭皮まで血液が届きにくくなるので、注意が必要です」
辻さんの研究によると白髪は、多く生えている部分によって3つのタイプに分けられるという。ここでは、血流不足と紫外線の影響による「分け目タイプ」の対処法を紹介。