2021年8月27日 15:50
免疫力アップにデトックスも!「納豆+スパイス」のおいしい効果
「インド料理でよく使われるクミンやターメリック、日本人に身近なしょうが、七味唐辛子、など、好みのスパイスを納豆に振りかけるのが『スパイス納豆』です。優れた効能を持つ納豆とスパイスを組み合わせることで、その効能がパワーアップするんですよ」
そう教えてくれたのは、薬剤師・国際中医師の大久保愛先生。
漢方の考え方では、スパイス納豆の効能は(1)補気、(2)補腎、(3)活血、(4)痰湿除去の4つに分類できるそう。
(1)補気
元気の源である「気」が不足すると、あらゆる不調につながる。代謝や免疫の働きを担う気を補えば、感染症予防にも。
「上質なタンパク源の納豆は、糖質の代謝を促進するビタミンB群が豊富に含まれます。代謝アップにより、気を補い、体の調子を整えます」(大久保先生・以下同)
(2)補腎
納豆は腎機能や成長・発育・生殖に関わる「腎」を助ける作用も。
「腎の衰えは老化現象につながります。
納豆に含まれるレシチンには記憶力の低下予防や整腸、抗菌殺菌効果が。ビタミンK2には骨タンパク質の働きや骨形成を促進し、骨粗しょう症を予防。老化現象の予防改善が期待できますよ」
(3)活血
血の流れ、体の巡りをよくする働きが「活血」