「唱えるだけ」でOK。体を緩め、姿勢を正してくれる言葉6
しかし大橋さんは、「姿勢をよくしたいときや不安やプレッシャーを感じたときほど、力を抜き、体を緩めることが大切」と断言する。
ここで大橋さんが提案するのが「『魔法の言葉』を発声する」こと。
まったく体を動かさなくても、魔法の言葉を音にして言うことで体が緩まり、自然と姿勢を正すことができるようになるのだという。
「発した言葉を脳がキャッチして脳から体に指令が送られ筋肉が緩むことで、骨が本来あるべき位置に自然と整うからです」
■黙読より実際に声を出して唱えたほうが効果は早い
それぞれの不調に対する魔法の言葉があるが、黙読より実際に声に出して唱えたほうが、変化が起こるのが早いという。
ここで紹介する言葉を唱えるにあたって、回数や時間や姿勢など特別な決まりはない。立っているとき、座っているとき、一日のどの時間に行ってもいい。
【免疫力アップ】魔法の言葉《歯茎に血液が通い、舌はおもちのようにふっくらしています。》
「無意識のうちに歯を食いしばっている人が多いようですが、歯茎の血流が滞ったり、唾液が少なくなる原因にもなります。
唾液が少ないとドライマウスや免疫力低下につながりやすいので、舌のこりをほぐし、口の中の血流を改善し、唾液の分泌を促しましょう」