ビューティ情報『“推し”を見つけてワクワクを取り戻す!50代からの“育脳術”7』

2021年9月8日 06:00

“推し”を見つけてワクワクを取り戻す!50代からの“育脳術”7

“推し”を見つけてワクワクを取り戻す!50代からの“育脳術”7


「在宅時間が長く、運動不足にストレスも加わると、脳の働きは低下してしまいます。起床後も、脳が十分に覚醒しないまま1日を過ごす人が増えているのです」

そう語るのは脳内科医の加藤俊徳先生。

加藤先生は、これまでMRIによる1万人以上の脳を解析したデータから、脳の働きを「番地」に見立てている。

「脳は、場所ごとに8つの異なる機能をつかさどっているのですが、私たちは毎日の習慣で同じ機能ばかりを使いがち。使われない機能は衰え、老化してしまいます」(加藤先生・以下同)

なかでも読者世代にあたる50代の女性が気をつけたいのが、喜怒哀楽を表現し、感情をコントロールする役割を担う「感情脳」の衰えだという。

「50歳は脳の老化が始まる節目。女性の多くは、長年家事や育児に追われて『〇〇しなければ……』と忙しく目の前の習慣をこなしています。すると、夫や子ども、親のことを優先するがために、自分の気持ちを感じ取る機会が減ってしまう。
この状態は『脳番地』でいうと、『思考系脳番地』はよく機能しているいっぽう『感情系脳番地』の働きが乏しくなります。育児や介護が終わった後に“燃え尽き症候群”になるケースが多いのはこのためです」

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