2021年9月20日 11:00
足腰の衰え防ぐには「足の小指」を動かして!整体師が教える足指体操
健康のためにといって、ウオーキングや筋トレをしてもかえって体の不調を引き起こすことになりかねないようだ。
また、腰痛や肩こりのほか、足の冷え、むくみがある人の足の指も調べたところ、約97%の人に足の指の間が開かないなどの機能の低下があったとか。そして特に40代以降の女性にこれらの症状が多かったという。そこで、足の指が体に与える影響と仕組みについて詳しく伺った。
■“開く” “動かす” “握る”足の小指をトレーニング
全身の柱となる骨や筋肉を支え、土台となる10本の小さな指たち。なかでも左右2本の小指には重要な働きがあるという。
「足の小指は、“第二の心臓”であるふくらはぎを動かすスイッチになっています。足の小指が自在に動くようになれば、ふくらはぎのポンプ機能が働き、足の先までスムーズに血液が流れるようになります。
そうすると、冷えやむくみも解消されていきます」(倉さん・以下同)
手の小指を動かすと手首とひじの間の前腕の筋肉が動いたり、盛り上がったりするのがわかるが、同様の作用が足先からひざ下にかけても起こる。そのため、小指を動かすことでふくらはぎの筋肉も大きく使えるようになるのだ。