2021年9月13日 15:50
排便時の腹痛や便秘の原因“ねじれ腸”は、ラジオ体操で改善!
便秘がちの人のほうが寿命が短くなるといったデータもありますし、腸閉塞の原因になることもあります。便秘だけでは大腸ポリープや大腸がんになりやすい、ということはありませんが、週2回以上下剤を使っている人は、大腸がんの発症率が3倍になるという報告があります。『ねじれ腸』や『落下腸』の人は放っておかないで、便秘を改善させたほうがいいでしょう」
そこで、水上先生が勧める体操はラジオ体操第1の「上体ひねり」と、「腸の押し上げ」の2つ。
【上体ひねり】横行結腸から下行結腸の曲がり角をゆるめる
(1)足を開いて立ち両手を広げる
足を肩幅よりやや広めに開き、ぐらつかない姿勢を取り、両手を左右に大きく広げる。
(2)上体を左右に大きくひねる
腕の力を抜き、ブーン、ブーンと左右に大きく回しながら、上体を大きくひねる。ひねるときに息を吐くのがコツ。
これを1分間続ける。
【腸の押し上げ】骨盤内に落ち込む大腸を持ち上げてゆらす
(1)あおむけに寝てひざを立てる
あおむけに寝て、足を腰幅程度に開き、ひざをそろえて軽く立てる。
布団の上でリラックスして行うと腹筋がゆるみ、腸に刺激が届きやすくなる。
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