2021年10月27日 11:00
不眠の人におすすめ!自律神経を整える「薬指輪ゴム」でぐっすり
真後ろに対象物を設定し、どちらにひねったほうがその対象物が見やすいかで判断できる。左にひねりやすい人は「左重心」、右にひねりやすい人は「右重心」。よりひねりやすいほうに重心がかかっているということだ。体をひねるときは、かかとが上がらないよう注意。
ひねりやすいほうを確認したら、そちら側の腕や指など、上半身の一部を軽く圧迫する。こうすることで、優位になっている側の作用を抑えて左右のバランスが整うのだそう。
最も手っ取り早く、効果的なのが薬指に輪ゴムを巻く方法。
「指の中でも薬指には三焦経(さんしょうけい)と呼ばれる自律神経を整える経絡が走っており、爪の生え際のところに関衝(かんしょう)というツボがあります。
このツボは優位になっている交感神経を抑える作用があるだけでなく、脊椎の腰部のいちばん上にある骨、腰椎の1番のゆがみを整える働きもあるのです」
腰椎の1番も頭の神経につながっているという。考えすぎたり、いつも悩んでいる人は、ここがゆがんでいて、関衝を軽く圧迫することで、頭の血を下げて、脳の疲れをとることができる。
■薬指輪ゴムを始めたら睡眠導入剤が不要に
「もちろん、関衝を押すだけでもいいのですが、長時間ツボを刺激したいときには輪ゴムを軽く巻くことで体が整いやすくなります」