2021年11月10日 11:00
眠れないあなたに…ぴょんぴょん体操で体の調子を整えよう
ぴょんぴょん体操で目覚めもスッキリ!
「医師にも診断がつかない、原因不明の不調やメンタル面の不安定さは、多くの場合“自律神経の乱れ”からくるものです」
こう話すのは、これまで4万人以上の体の悩みを解決してきた人気整体家の宮腰圭さん。“自律神経の乱れ”とは、最近よく耳にする言葉だが、私たちの体にどのような影響を与えているのだろうか。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」に分けられるが、「交感神経」と「副交感神経」は、それぞれ反対の働きをするという。
「交感神経は、日中に働きやすい活動系の神経です。交感神経が優位に働くと頭がさえたり、やる気が出たり、活動しやすいように作用しています。また、副交感神経は、夕方以降に働きやすい神経です。副交感神経が優位に働くと心が落ち着き、手足が温かくなり、リラックスした状態になります」(宮腰さん・以下同)
これらの神経の、どちらかが働きすぎたり、または働かない状態が続いたりするとバランスが崩れ、さまざまな不調を引き起こしてしまうのだ。
「たとえば、交感神経が働きすぎると常に焦りや緊張を感じ、イライラしたり、全身の筋肉や血管が必要以上に収縮したり、肩こりや頭痛、不眠症状が出てきます。