ビューティ情報『専門医解説「ぎっくり腰は3日安静にした後は、動いて治す」』

2021年11月11日 15:50

専門医解説「ぎっくり腰は3日安静にした後は、動いて治す」

専門医解説「ぎっくり腰は3日安静にした後は、動いて治す」


突然のぎっくり腰に苦しめられる人が増えているという。その背景には、コロナ禍における自粛生活と急激な冷え込みがあった。専門医に聞いた対処法--。

「このところ、いわゆる『ぎっくり腰』で診察にいらっしゃる患者さんが増えています。長引くコロナ禍と、急な冷え込みが関係していると考えられます」

こう話すのは、東京・お茶の水セルクリニックの院長で、整形外科医の寺尾友宏さんだ。

先月、東京や大阪などで出ていた時短営業の要請が解除された。また各地方で県内旅行限定の割引クーポンが発行されたことなどもあって、出歩く人が急激に増えている。

一方、先月中旬ごろから日本各地を寒波が襲った。
10月22日には東京の正午の気温が、10.7度と12月中旬並みの寒さに。

こうした「寒波」と「自粛明け」が、“ぎっくり腰”急増の要因になっていると寺尾さんは言う。

「コロナ禍で運動や外出を控えて、筋肉を使う機会が減った人は少なくありません。筋肉は、使わなければ減り、硬くなってしまいます。そこに急な冷え込みがあると、血管が収縮し、血行が悪くなる。この『体が固まり、血行が悪くなっている』状態が、ぎっくり腰を招くのです」

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