2021年11月22日 11:00
脳科学者が健康のためにしている「小腹が空いたら冷ややっこ」習慣
また最近、米国ではビーツジュースを飲んだ人は認知症になりにくいというデータが報告され、脳科学者の間で注目されています」
ビーツは赤かぶに似た野菜で、そのジュースは日本でも市販されている。
そんな塩田先生の最新刊は『脳を活性! 1日1分 名作・名曲で健康音読』(池田書店)。
塩田先生がすすめるのは(1)大きな声を出す。(2)口を開けてしっかり歌う。(3)気持ちを込めて歌うの3つ。
「コロナ禍で、なかなかカラオケにも行きにくいですが、思い切り声を出して歌うことは、たいへん脳にいいんです。歌うことで、抑揚や感情をつかさどる前頭葉がフル回転。さらに、自分で出した声を耳からの情報として受け止める側頭葉や、それら全体のバランスを調整する小脳など、まさに脳全体が活性化します。
それに加えて、歌うことの快感で脳内物質のドーパミンが分泌されるので、これまた脳を元気にしてくれます」
また口を大きく動かして声を出すことで、あごとのどが鍛えられる。特に「あ」段の音を大きな声で出すようにすると、口とのどの筋肉に適度な負荷がかかるそうだ。
「カラオケに行きにくい現状、歌うのにいちばん適した場所は家のお風呂です。