ビューティ情報『A型は胃がん、O型は胃潰瘍…血液型別「なりやすい病気」』

A型は胃がん、O型は胃潰瘍…血液型別「なりやすい病気」

そもそも血液型とは、今から約120年前の1900年、オーストリアの病理学者・血清学者であるカール・ラントシュタイナー氏が発見したものだ。

「体内を流れる血液は酸素を運ぶ赤血球、ウイルスや細菌から体を守る白血球、出血を止める血小板などから構成されていますが、血液型は“赤血球の分類方法”の一つである『ABO式血液型』を利用したものです。これが多くの人にとってなじみの深い、A型、B型、O型、AB型の4種類の血液型です。赤血球表面の血液型物質(抗原)で決まる血液型にはそれぞれ特徴があり、たとえば『O型は血液が固まりづらく、循環器疾患リスクに関連している』と考えられるなど、さまざまな疾患との関連性が指摘されています」(久住先生・以下同)

そのなかには、身近な病気の数々が。日本人のかかりやすいがんとして、男性2位、女性4位の胃がんは、A型の人に多く見られるという。「’10年、スウェーデンのカロリンスカ研究所が発表した、100万人を35年間にわたって追跡調査した研究では、A型はO型と比較し、1.2倍も胃がんの罹患率が高いことがわかりました。つい“A型は几帳面で、ストレスがたまりやすいから胃を悪くしがちなのでは”とも考えてしまいますが、残念ながら因果関係は解明されていません。

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