体の不調にも!おいしさアップの「蒸しいため」で作る朝スープ
蒸しいためは、最初に食材と少量の水と油を鍋に入れふたをし、強火にかけることで水蒸気が対流し、食材全体に油がコーティングされる。軟らかく仕上がり、うま味もアップするという。
2人分の具材の目安は500mlカップ1杯。計量カップ1杯の具材に水分は300~400mlと覚えたら、あとは目分量でOK。めんつゆや白だし、ポン酢など市販の調味料を活用しよう。
■おいしさアップの「蒸しいため」のコツ
【1】2人分を作るなら、具材(およそ200g)と、油(小さじ1/2)、塩(ひとつまみ)、水(50ml)を鍋に入れる。具材は切ったものからどんどん入れていこう。
【2】ぴっちりふたをして、3分強火にかける。
水蒸気を対流させるため、ふたは蒸気穴のないものを(穴があるときは棒状にしたアルミホイルでふさぐ)。
【3】300~400mlの水分を入れ、ひと煮立ちさせたら味見を。味が足りないときは調味料を足す。飲み干すころにちょうどよくなるくらいの薄味がベスト。
「3分蒸しいためをしたら、あとは水分を足すだけで、どんな食材でもおいしいスープになりますよ」(藤井先生)
春の兆しが見えるとはいえ、冬の冷えが残った体を温めてくれるのもスープのメリットだ。