2022年3月16日 11:00
辛い花粉症への即効対処法6 目のかゆみには「冷やし目薬」
(写真:アフロ)
鼻はグジュグジュ、目はショボショボ、止まらないくしゃみ。花粉症のいや~な季節がやってきた。
「全国的に3月に入って気温が大幅に上昇。風も強く吹いて、一気にスギ花粉が飛散しはじめました。患者さんも急増しています」
こう語るのは、たかしま耳鼻咽喉科院長の高島雅之先生。
今がピークのスギ花粉飛散。3月の3週目からはぐんぐん気温が上がり、厄介な花粉がしばらく飛び続けることになる。
「花粉症対策の基本は、花粉を体内にとどまらせないことと、症状を抑える抗ヒスタミン薬などを効果的に使用すること。
そのうえで、つらい症状をやわらげる最終手段となる対処法を知っておくのも重要です」(高島先生)
そこで、花粉症のつらい症状を「即効」で軽減するレスキュー法を教えてもらった。
【1】「ペットボトル脇挟み」で鼻づまりを解消
花粉症といえば、ダラダラと出る鼻水、そして鼻づまりだ。
「鼻がつまっている人におすすめしているのが、ペットボトルや化粧品のビンなど筒状のものを脇の下に挟むこと。つまっている鼻と反対側の脇に挟むことで通りがよくなります」(高島先生)
鼻の粘膜にはたくさんの毛細血管が通っており、その血管が拡張することで腫れが発生する。