2022年3月16日 11:00
辛い花粉症への即効対処法6 目のかゆみには「冷やし目薬」
鼻にとどまってしまった花粉を洗い流せば、症状もやわらぐ。
「鼻うがいで、症状が軽減したという患者さんは少なくありません。花粉症の患者さんには、朝と外から帰ってきたときに鼻うがいをおすすめしています。症状がつらいときに行うのでもよいでしょう。鼻の奥まで洗浄することで、鼻粘膜に付着した花粉をスッキリ洗い流すことができます。人間の体液と同じ塩分濃度0.9%の生理食塩水を人肌ぐらいに温めて鼻うがいをすれば、痛みもなく楽に洗浄することができます。ただし、やりすぎはよくないので1日3回を上限に」(高島先生)
【4】外出先では「鼻スプレー」で鼻の中の花粉を取り除く
外出先や職場など「鼻うがい」ができないときはどうすればいいのだろう?
「鼻の保湿用スプレーを使用するのも有効な手。花粉を吸い込んで鼻がむずむずしたときに、保湿用スプレーを多めに鼻に噴霧してから鼻をかむことで、鼻うがいと同じように花粉が洗い出され、症状が楽になるのです。
外回りの営業マンや屋外で部活動をしている子どもたちなどが実践していますが、薬を増やすことなく症状がやわらいでいるという声があります」(高島先生)
【5】香りの力で炎症を抑える「ユーカリマスク」