ビューティ情報『肩こり、頭痛だけじゃない…医師警鐘「“鼻の奥の炎症”が認知症を招く」』

肩こり、頭痛だけじゃない…医師警鐘「“鼻の奥の炎症”が認知症を招く」

頭痛や肩こりだけでなく腎炎や慢性湿疹、炎症性腸疾患、関節炎なども、慢性上咽頭炎が引き起こしているケースが少なくないと堀田先生は指摘する。

【慢性上咽頭炎チェックリスト】

□ のどの痛みが続く
□ かぜでもないのにせきが出続ける
□ のどがイガイガする
□ 耳の下を押すと痛みを感じる
□ 頭痛(片頭痛、緊張型頭痛)がある
□ 後鼻漏(鼻水がのどに流れ落ちる)がある
□ 肩や首のこりが治らない

それにしても、鼻の奥の炎症がそこまで全身に影響を及ぼしてしまうのは、いったいなぜなのだろうか?

■炎症物質が血液によって全身に運ばれてしまう

「上咽頭に慢性的な炎症が起こっていると、そこで作られた炎症物質が血液に乗って全身を駆け巡ります。すると、腎臓や腸など体のほかの臓器でも炎症を引き起こしてしまうことに。また、慢性上咽頭炎の特徴は、血がたまる『うっ血』とむくみを引き起こすことですが、上咽頭には、自律神経をつかさどる迷走神経の末端が分布しています。炎症に伴う炎症性サイトカインで迷走神経が刺激されると、自律神経が乱れ、慢性疲労や倦怠感、集中力の低下などが起こることも。さらに、慢性上咽頭炎の患者さんには、上咽頭の近くを通るリンパ液の流れが悪くなっているケースも多い。
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