ビューティ情報『最新研究で判明!“睡眠6時間未満”で太る…そのメカニズムは?』

2022年6月3日 11:00

最新研究で判明!“睡眠6時間未満”で太る…そのメカニズムは?

その結果『9時間睡眠』と比べ、『4時間睡眠』のグループは、摂取しているタンパク質が13%、脂肪が17%増加しており、1日あたり約300キロカロリーも過食の傾向にあることがわかったのです」

さらに被験者の腹部をCTスキャンで検査すると、内臓脂肪にも影響が。

「『9時間睡眠』のグループには腹部の脂肪面積・内臓脂肪面積に変化がなかったいっぽう、『4時間睡眠』のグループは、それぞれ9%、11%も増えていました。主任研究者のサマーズ博士は『睡眠時間が短いと、著しく腹部の脂肪蓄積が増える』と考察しています」

睡眠不足の人は起きている時間が長いぶん、食べる量が増えるとも考えられるが、肥満を招くのはそれだけが原因ではないそうだ。

「じつは、寝不足が原因で、ホルモンのバランスが乱れます。’04年にシカゴ大学で行われた研究では、睡眠が不足していると、満腹を感じる『レプチン』というホルモンが18%も減少し、反対に空腹を感じる『グレリン』というホルモンが28%も上昇しました。すなわち、寝不足が空腹感や食欲を増進させてしまうのです」

これとは反対に、快眠によって“やせホルモン”の分泌が促されると語るのは、『ダイエット外来の寝るだけダイエット「痩せホルモン」

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