ビューティ情報『英ケンブリッジ大が衝撃報告「コロナ後遺症で脳が20年老化しIQが10下がる」』

2022年6月9日 06:00

英ケンブリッジ大が衝撃報告「コロナ後遺症で脳が20年老化しIQが10下がる」

英ケンブリッジ大が衝撃報告「コロナ後遺症で脳が20年老化しIQが10下がる」


コロナ禍前の日常が戻りつつあるなか、英国からコロナ後遺症の衝撃的な報告が飛び込んできた。

《コロナ感染による認知障害は脳を20年分老化させる》

英国・ケンブリッジ大学などの研究チームが、5月1日、医学誌『ランセット』でこんな報告をしたのだ。米ボストン在住の内科医、大西睦子先生が解説する。

「新型コロナウイルスに感染し、2020年3月10日~7月31日までに、集中治療を受けた46人の患者を対象とした調査です。感染から平均6カ月後に、記憶力や注意力、推論能力などを正確に測定できるAI(人工知能)を活用した詳細な認知機能テストを実施しました。その結果、46人すべてに、さまざまな刺激に対する反応が遅くなったり、不正確になったりするなどの認知障害が確認されたのです」

46人の内訳は女性27人、男性19人で、平均年齢は51歳だった。研究では、これらの患者と一般市民6万6008人の比較調査も実施。その結果、患者46人の認知機能の衰えは、健常な人が50歳から70歳まで20年かけて認知機能が低下していくのと同程度であると推定された。


「つまり、新型コロナの感染によって20歳分も脳が老化するリスクがあることが示されたのです。

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