2022年6月17日 06:00
朝食にハムチーズトースト、間食はナッツ類「梅雨だる」解消セルフケア8つ
関東甲信越では平年より1日早く梅雨入りが発表された。ぐずついた天気が続くこの季節。毎年、不調に悩まされるという人も多いだろう。
「梅雨時は低気圧の影響で、体のだるさや心のモヤモヤなど、心身のさまざまなトラブル、いわゆる“梅雨だる”を訴える人が増加します」
そう語るのは、公認心理師で神戸心理療法センター代表の高井祐子先生。
ウーマンウェルネス研究会が、首都圏に住む20〜50代の男女609人を対象に行った調査(’19年)によると、「梅雨の時期に何らかの不調を感じている」と答えた人は全体の57.3%で、女性の場合66.6%にも上った。
さらに読者世代の女性は、更年期の症状も重なって、不調が増幅することがあると高井先生は警鐘を鳴らす。
「更年期障害では、ささいなことでもすぐにカッとなって、怒りが収まらないことがよくあります。そこに“梅雨だる”が加わると、さらに心が乱れ、過度なストレスを招いてしまう。
ストレスをため込むと、怒りや落ち込みなどのネガティブな感情をコントロールできなくなり、ひどくなるとうつ病になってしまうことも」
次の「チェックリスト」は心の不調のシグナル。1つでも当てはまる人は、心が乱れ、“梅雨だる”になっている可能性が高いそう。