ダイエット停滞期の乗り越え方「野菜ジュースはNG!悪い糖質に気を付けて」
野菜ジュースや白米、パンには炭水化物から食物繊維を除いた『糖質』がたっぷり含まれています。空腹時に糖質が多い食べ物、飲み物を取ると、血糖値は一気に上昇します。膵臓から出るインスリンが、血糖値を下げる役割を果たしますが、急降下するとまた糖質が欲しくなります。タンパク質や脂質などと一緒に糖質を取ったほうが、血糖値の上昇がおだやかになるのです。効果的に痩せるためには肥満のメカニズムを知りましょう」(牧田先生)
「ダイエット停滞期」を乗り越えるには、血糖値コントロールが最大のポイントだという。牧田先生が「ダイエット停滞期」の乗り越え方を教えてくれた。
■停滞期は体が糖質を欲する時期。1日「糖質100グラム程度まで」を守ろう
ご飯やパンなどの炭水化物は多糖類で、ブドウ糖が連なった構造をしている。
消化されるときにブドウ糖はバラバラになり、小腸から血液中に吸収されて血糖値が上がる。そして、インスリンの働きで筋肉または肝臓に送り込まれるが、余ったブドウ糖は脂肪細胞に送り込まれ、そこにたまる。「1日の糖質摂取量を60グラム以下に抑えれば、確実に痩せます。いきなり60グラムは厳しいので、最初は120グラム、100グラムと少しずつ減らしていきましょう」