2022年7月7日 11:00
冷たい血液を全身へ…熱中症予防に「手のひら・足の裏を冷やす」
私が使用しているハンディーファンは、両手が使える首にかけるタイプ。本体に体温を下げる金属板がついていて、ひんやりと気持ちがいいのでおすすめです」(佐藤先生)
外にいるのが長時間におよぶときは、インナー類の着替えもタオルとともに携帯しよう。
「濡れたものを体にまとっていると、皮膚表面の湿度はほぼ100%。サウナに入っているのと同じ状態になります。汗をかいたらきちんと拭き、濡れたインナーは替えたほうがいいでしょう」(佐藤先生)
もちろん水分補給も欠かさずに。喉が渇く前に飲むのが基本だ。1時間おきにコップ半分(100 mmリットル)や、2〜3口飲む、とルール化しておくのもよいだろう。外出時には水を飲む頻度を上げるようにしたい。
塩分濃度0.1〜0.2%のスポーツドリンクや経口補水液が熱中症予防には最適だという。ミネラルウオーターや麦茶であれば、塩アメ、塩こんぶなどで塩分も併せて取るようにしよう。
「ただし、心臓に疾患のある人は、水分と塩分を摂取しすぎると心不全のリスクが高まってしまいます。持病がある人はかかりつけ医と相談しながら目安を決めるようにしてください」(三宅先生)
まだ7月に入ったばかり。