2022年8月24日 11:00
認知症予防にも…歯学博士が教える「虫歯を防ぐチーズの意外な効果」
WHO(世界保健機関)も2003年に、虫歯リスクを低減するものとして食品では一番にチーズをあげ、キシリトールよりも効果が高いと発表しています」
■食後にお茶とベビーチーズを1つ
それでは、どのように食べるのが正解なのだろうか?
「食事や間食の最後に、お茶などを飲んでから、10グラム程度食べればOKです」
10グラムというとキャンディ状のチーズなら2個、ベビーチーズなど個包装タイプなら1個で十分だ。
「チーズの種類は、ナチュラルチーズでもプロセスチーズでもかまいませんが、甘味料や果物などが混ざっているものはNGです。再石灰化の促進には、食事の最後にチーズを食べるのがおすすめです。ただし、チーズで歯周病は防げません。歯科での定期チェックもお忘れなく」
チーズにはタンパク質やカルシウムなども豊富に含まれる。栄養たっぷりなチーズを毎食後に食べて、虫歯を予防し、認知症知らずの人生を歩むのだ!
【PROFILE】
稲葉大輔
歯科医師・歯学博士。オランダ留学中にチーズ文化に触れ、虫歯予防効果を知る。著書に『チーズは虫歯予防の最強食品』(ネクステージ)
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