2022年11月18日 06:00
過度のダイエットは薄毛に!? 髪トラブルを招くNG習慣8
このほか、加齢による女性ホルモン低下によって起こる「FAGA(女性男性型脱毛症)」は、頭部の生え際や頭頂部だけが薄くなる。「円形脱毛症」は、毛根にダメージが加わる自己免疫疾患。
さらに、髪をひとつに結ぶときの引っ張る刺激で起こる「牽引性脱毛症」、脂漏性湿疹などの皮膚のトラブルでも薄毛になる。
「『自分のタイプはこれだ』などと、勝手に判断して、間違ったお手入れをするとかえって症状を悪化させてしまうことがあるので気をつけましょう。抜け毛が気になったら、専門医を受診することをお勧めします。しっかりと治療を受ければ、状態を改善させ、加齢変化を遅らせることが可能です。もちろん、日常生活の習慣のなかにも、改善させるべきポイントがあることも。体の中から変えていくことで、治療効果もより安定するのです」
■偏った食事でタンパク質が不足すると薄毛に影響
薄毛対策には、食事や睡眠などの生活習慣を見直すことが欠かせないという。
「三食きちんと食べるのはもちろんですが、高タンパク・低脂肪の食事を取りましょう。髪の毛を作るのは肉や魚、卵、大豆製品といったタンパク質で、血流をよくするためにも必要な栄養素。不足すると薄毛に影響します。