2023年5月15日 11:00
脇汗は保険診療860円で治せる! 意外な保険適用の症状11
治療開始から2週間で急激に効果があらわれ、約40%の人が発汗量が半分以下に改善したと報告されています。3割負担でも、1カ月の薬代は860円ほどです」
【まぶたのたるみ(眼瞼下垂)】約5万円(両目/手術費用)
上まぶたのたるみにも保険が使える場合が。年齢とともに垂れ下がってきたら、眼瞼下垂が疑われるという。
「主に加齢が原因となって、まぶたをつり上げる筋肉が弱まるなどして、上まぶたが下がって(下垂して)しまう病気です」
目を開けるために力を入れるので、額にシワができたり、頭痛、肩こりなどの症状があらわれる。
「重度になれば、まぶたが黒目を塞いでしまうほど下がってしまいます。日常生活に支障をきたす場合は、手術となります。眼科や形成外科での一般的な手術の費用は、左右両方で5万円ほどです」
【いびき(睡眠時無呼吸症候群)】約5000~1万円(月/医療機器のレンタル料)
いびきも病院で治せる。“たかが、いびき”と侮りがちだが、しっかりとした治療が必要な場合も多いのだ。
「舌根沈下といって、睡眠時に舌が弛緩して喉の奥に落ち込み、気道を圧迫することが、いびきの主要因です」
習慣的にいびきをかく人は2000万人もいるが、うち300万人は、睡眠時に1時間に5回以上、または1晩に30回以上の無呼吸、もしくは低呼吸が起きる「睡眠時無呼吸症候群」