2023年5月15日 11:00
脇汗は保険診療860円で治せる! 意外な保険適用の症状11
が疑われる。
無呼吸状態となると心臓に負担がかかり、不整脈のリスクが約4倍、脳卒中が約3倍になるというデータもある。
「自宅で行える簡易モニターによる検査などで診断します。睡眠時無呼吸症候群と診断された場合、一般的にはCPAP(シーパップ)という、睡眠時に、口に直接空気を送り込む医療機器を利用。月のレンタル料は5000~1万円ほどです」
■ほくろ、足の痛みなどにも保険が使える
【夜間頻尿】約3000円(月/治療費)
中高年の悩みの種になりやすい夜間頻尿も保険適用だ。
「夜間、トイレに起きる頻度が1回以上の人は、夜間頻尿の可能性があります。“年齢のせい”とあきらめている人も多いですが、薬によって改善が見込まれます。女性の場合、少量の尿でも膀胱が過度に反応する過活動膀胱が主要因。
ベオーバという、膀胱を広げ、尿道を縮めて膀胱に尿をためやすくする薬を処方します。1カ月の治療費は、3000円ほどです」
【ニキビ】約3000円(月/薬の代金)
お肌の悩みも、保険を使って治療できる。
「市販薬で対応している人も多いですが、医療機関では、ニキビの原因となるアクネ菌の殺菌に効果的なエピデュオゲルという塗り薬を処方するのが一般的です。