日本人が失明する原因第4位の「病的近視」。急な「視力0.1未満」なら疑って
を予防する色の濃い野菜を積極的に
栄養面でも補給できることがある。
「ルテインという栄養素は、硝子体の周りにある黄斑部や目のレンズである水晶体に多く存在する栄養素です。抗酸化物として目の老化を引き起こす活性酸素の働きを抑制するなど、目を守る働きをしてくれます」
ルテインは、野菜や果物に多く含まれるカロテノイド色素の一種で、モロヘイヤ、小松菜、ほうれん草、ブロッコリー、グリンピース、にんじん、かぼちゃ、アボカド、乾燥プルーンなど、色の濃い野菜や果物に多く含まれる。
1日あたりの標準的な推奨摂取量は6~10ミリグラム。これは小松菜なら約120グラム分だ。ただ、単一の食品からだけでなく、ルテインを多く含む野菜や果物をいろいろ食べることで、効果的に栄養が取れる。
「ルテインを継続的に取り続けることで、加齢による目の疾患のリスクを軽減できるといわれています。私も日ごろから注意して取るようにしていますよ」
目が見えることは健康で長生きするためにもとても大切なこと。
異変があれば早めに対応するのはもちろん、ふだんから、なるべくスマホやパソコンから離れる時間を作り、目を休め、いたわる生活を心がけよう。
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