滑舌の悪さは老化の合図――局アナ直伝『あいうえお滑舌トレーニング』で認知症予防!
』を9月2日に出す予定だ。
「口周りの筋肉が衰えると、噛めないものが増えて食事が楽しくなくなってしまいます。また滑舌が悪くなり、話すのも億劫に。社会参加など人との交流が減っていくことから、オーラルフレイルが進むと認知症にもなりやすいといわれます。
そのためには、意識的に声を出し口の周りの筋肉を動かして滑舌をよくすることが必要です。とにかく、毎日声を出すことで、口腔機能のトレーニングになります。1日3分でOK!『あいうえお滑舌トレーニング』で、オーラルフレイル対策と認知症予防をしましょう」
■まず声を出すときの基本、腹式呼吸を身につけよう
「のどに負担をかけずに、お腹から声を出すことで腹筋も鍛えられ、ダイエットにもつながります。血行もよくなり便秘や冷え性の改善にもつながりますよ」
【1】両足は肩幅の広さに開き、背筋を伸ばしてまっすぐに立つ。
【2】片手をお腹に軽く添えて、口から息を「ふ~」とゆっくり吐き出す。このときお腹が凹むのを意識して、もう吐けないくらいまで。
【3】口をとじて、鼻から息を静かにゆっくり吸う。お腹が膨らむのを意識しよう。このとき肩や腕があがらないように気をつけて。