1切れ食べるだけで1食に必要なタンパク質の約2倍…週2回の「ブリ」で認知症予防!
全国の自治体では、認知症予防の一環としてDHA・EPAを取るために「青魚を食べること」を推奨する動きが
冬を代表する魚の「ブリ」が、温暖化の影響で取れる海域が変わってきて、この秋は北海道沖で豊漁になっているという。
「食料品の値段が上がって、家計のやりくりに頭を抱えているという主婦の方も多いと思います。これからの季節、体にもお財布にもやさしいブリはおすすめです」
そう語るのは、管理栄養士の伊達友美さん。伊達さんは、食事カウンセラーとして32年にわたり食改善のアドバイスを行っている。伊達さんが注目しているのは、ブリの栄養価の高さだという。
■「ブリ」は単体でもこんなに栄養豊富!
【タンパク質】
アミノ酸が豊富で、切り身を一切れ食べれば1食に必要なタンパク質の約2倍を取れる。タウリンも豊富なので疲労回復にも。
【DHA・EPA】
いずれもオメガ3脂肪酸で、DHAは脳の働きをよくし、EPAは血液をサラサラにする。
【ビタミンA】
目や皮膚の粘膜を健康に保ち、抵抗力を高める働きがある。
【ビタミンD】
脂に溶けるタイプのビタミンなので、ブリの脂を一緒に取ると吸収がいい。