1切れ食べるだけで1食に必要なタンパク質の約2倍…週2回の「ブリ」で認知症予防!
カルシウムの吸収を助け、骨の健康に役立つ。
【ビタミンE】
脂に溶けるタイプのビタミンで、ブリの脂を一緒に取ると吸収がいい。抗酸化作用があり、血行を促すので、冷えの改善や美肌に役立つ。
【ビタミンB群】
糖質、脂質、タンパク質の代謝に必要。
【カリウム】
余分な塩分を排出させ、むくみの改善に役立つ。
【鉄と銅】
鉄分は銅と一緒に取ることで造血作用が促進される。貧血対策に。
【ヨウ素】
エネルギー代謝に必要で、体脂肪の燃焼をサポートする。
「寒さに耐えようと脂をため込むので、寒い地域で獲れる天然のブリは脂が乗っています。とにかく栄養素が豊富で、1切れ(200グラム)程度食べるだけで、1食に必要なタンパク質の約2倍を補えます。このほかにも、エネルギーの代謝を助けるビタミンB群、抗酸化作用があり免疫力を高めるビタミンC、カルシウムの吸収を助けるビタミンDといったビタミン類や、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富です。注目したいのは青魚の脂に含まれるオメガ3脂肪酸のDHA・EPAです。特にブリにはDHAがたくさん含まれているのです」(伊達さん)
全国の自治体では、認知症予防の一環としてDHA・EPAを取るために「青魚を食べること」