1切れ食べるだけで1食に必要なタンパク質の約2倍…週2回の「ブリ」で認知症予防!
によると、DHA・EPAを取る目安は、50~69歳の女性で1日1.9グラムとされている。
「毎日食べ続けるのは大変なので、私のクリニックでは、患者さんに『1週間に2回、ブリの照り焼きを食べるように』と勧めています。DHA・EPAを取ることで認知予備力が高まり、認知症の予防にもつながるのです」(奥村院長)
■食べ合わせで認知症予防効果がさらにアップ
おいしいとはいえ、毎回“ブリの照り焼き”は飽きる、という人のために、伊達さんはブリと野菜などをアレンジしたレシピを勧めている。
「青魚特有の臭みが苦手という人は、鍋料理などでお肉の代わりにブリと野菜を一緒に煮込んだり、香りの強い野菜をトッピングするだけで食べやすくなります」(伊達さん・以下同)
伊達さんに教えてもらった食べ方は次の組み合わせ。
【食べ方1】定番の+大根は消化促進で相性よし
ブリと大根を煮込む定番の「ブリ大根」は、脂とタンパク質が豊富なブリの消化を大根の酵素が助けるので相性バツグン!
「ブリが煮崩れしてしまう、大根に味が染みないなど、調理が難しいといった話も聞きます。大根は下ゆでして、ブリの身はサッと煮るなど工夫しましょう」